【取材レポ in 麹町】初心者必見!わかりやすい!矢田クリニックの院長がオールセラミックについて解説

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矢田クリニック
update!

常に他人の目につくお肌だけではなく、笑った時に見える歯の美しさを追求する人が増えています。
実際に歯並びや歯の色にコンプレックスを抱えている人は少なくないですよね。

そんな悩み多き歯を綺麗にしてくれるのが、オールセラミックです。

最近ではオールセラミックという言葉も一般的になってきましたが、どのような治療なのか、実のところよくわかっていない方も多いと思います。

そこで今回、麹町にある【矢田クリニック】の院長・矢田裕昭先生に、オールセラミックのすべてについて教えていただけることになりました。

オールセラミックについてほとんど知識の無い私と営業のSさんで、矢田先生を直撃です!

セラミック専門、麹町の矢田クリニックへ

さっそく矢田先生にアポを取り、矢田クリニックにお邪魔しました。

矢田クリニック

すごーく広いわけではないけれど、とても綺麗な院内です。

完全予約制で患者さん一人ひとりに時間をかけるクリニックだから、大勢の患者さんをお待たせすることが無いのでしょうね。

口の中を診てもらう場所だからこそ、こういった院内の清潔感はとても嬉しいポイントです。

クリニックに入ってすぐに出迎えてくださったのは、院長の矢田裕昭先生です。

矢田クリニックの院長

非常に優しげな先生です。

見た目だけではなく、もちろん中身も!

常に笑顔で接してくれます。

矢田先生
こんにちは、院長の矢田です。今日はよろしくお願いします。

今回はSさんが前歯2本の歯並びの悪さをセラミック治療で改善したい患者さん役、ということで、まずはカウンセリングから行ってもらいました。

矢田先生
まずは治療の流れから説明しますね。

矢田先生いわく、まずはセラミックを被せるために前歯2本を削っていきます。
次に仮歯を入れて、型取りをし、セラミックを被せていきます。

今回ぐらいの前歯2本の歯並び改善の症例ならば、中の神経を取る必要は無いそうです。
削ってそのままセラミックを被せればOKとのこと。

素材は“ジルコニア”“イーマックス”とがありますが、今回の場合はイーマックスが最適なんだとか。

――ジルコニアとイーマックスの違いは何ですか?

矢田先生
見た目的にはジルコニアもイーマックスもパッと見せられたら区別がつきません。

ただ、ジルコニアは遮蔽効果が高い為に、土台の歯の色を隠すことができます。

例えば歯が黒くなってしまっている方や、土台に金属を使っている方がイーマックスを使うと、黒い部分が透けて見えてしまいます。
したがって、歯が黒く変色してしまっていてそれを綺麗に白くしたい場合は、ジルコニアを使用するほかありません。

矢田先生
イーマックスは光の透過性が高いので透明感ある歯を作る事ができますが、土台の歯の色まで拾ってきてしまいます。

ですので、土台の歯がどういった状況かによって使い分けます。

矢田先生
ちなみに当院で前歯2本をイーマックスで治療する場合、21万6千円かかってきます。お支払いは現金かカードかをお選びいただけますが、現金払いですと2%の割引をさせていただいています。

ただし、どのクリニックもそうかと思いますが、毎回の治療費は別途かかるとのこと。
歯を削ったり仮歯を入れたりといったことは毎回の治療費の範囲内でやっているそうなので、毎回1500円〜2000円かかるそうです。
その点は覚えておいたほうがよさそうですね。

矢田先生
また、セラミックの治療を受けられる方には、こういった注意事項などを記載した資料や承諾書をお渡ししています。

矢田クリニックの承諾書

――セラミックの治療をしたい場合は、承諾書にサインすればその日のうちに治療をスタートできるのですか?

矢田先生
当院の場合は、一旦注意事項などの資料をお持ち帰りになっていただき、よくお考えになられてから治療を開始します。ですので、治療スタートは2回目の来院からですね。

――ちなみに保証期間なんかはありますか?

矢田先生
当院ではオールセラミックには5年の保証期間を設けています。保証期間内にオールセラミックに破折が生じた場合には、何回でも再製作します。

ただし、土台となっている自分の歯ごと折れてしまった場合は、セラミックを被せるものがなくなってしまいますので、保証しようにも保証できない状況なんだとか。

確かにそれはそうですよね。

先生曰く、こういうお話をすると心配になる方がいらっしゃいますが、セラミックをやったからといって土台の歯が折れやすくなるということは有りえません、とのこと。

ただ、無意識のうちに噛み締めてしまったり、歯ぎしりをしてしまったりする癖のある方は、折れやすいといいます。

それを防止するためには、マウスピースをしてくださいとのことです。

矢田クリニックのカウンセリング風景

――治療がすべて完了するまでには時間がかかるんですか?

矢田先生
例えば、今日想定している前歯2本の治療でしたら、大体4回の通院で治療が完了します。

1回目:片方の前歯を削って仮歯を入れる。

2回目:もう片方の前歯を削って仮歯を入れる。

3回目:型取り。

4回目:セット。

という流れだそう。

――1回で2本の前歯を削って仮歯を入れることはできないんですか?

矢田先生
可能ですよ。ただ、それはその方のスケジュールによります。
あとはこだわりの強い患者様だと、仮歯のデザインを調整したりするので、通院の回数はその分増えます。

このような理由から、一概に2本だから絶対に4回で終わる、とか、1本だから3回で終わる、とかは言えないんだそうです。

――なるほど。じゃあ患者様の希望によって回数にバラつきがあるし、患者様の希望にとことんお付き合いするんですね。

矢田先生
そうですね。私たちが良いと思うかどうかではなく、患者様が気に入られるかどうかですから。

矢田先生の誠意が伝わってきますね。

――たまに仮歯のままで長期間過ごされている方とかいらっしゃいますよね?

矢田先生
いらっしゃいますね。その中には、途中で通院が面倒になってしまったり、仮歯を入れた時点で治療にかかる最終的な合計金額を聞かされ、金額に驚いてそのまま治療をやめてしまったり……という患者様が結構いらっしゃいます。

――その点、矢田クリニックさんは最初にはっきりと合計金額を提示してくれるから安心ですよね。ホームページにも書いてありますし。

矢田先生
そうですね。最初にお伝えした金額と最終合計金額が違うということはありません。そこはご安心いただける点かなと思います。

ここで矢田先生が、実際のセラミックを見せてくださりました。

歯の模型

歯が1本はめてある部分がセラミックです。
これはどちらもジルコニアを使って製作したオールセラミックなんだそうです。
色は違うけど、パッと見はあまり変わりませんね。

矢田先生によると、ジルコニアを使って製作したオールセラミックには2種類あるそうです。

詳しくご説明いただきました。

ジルコニアの種類

ジルコニアの種類

矢田先生
ジルコニアと言われているオールセラミックには2種類あって、ひとつはジルコニアのみで製作されたオールセラミックで、ジルコニアそのものをコンピューターで歯の形に削りだしていくもの。

もうひとつは、ジルコニアセラミックもしくはジルコニアボンドと呼んでいるオールセラミックです。

歯科の治療でよく聞くメタルボンドは金属のフレームの上にポーセレンというセラミックを盛り付けていますが、ジルコニアセラミック、ジルコニアボンドは、ジルコニアでフレームを作ってその上にイーマックスやポーセレンなどのセラミックを盛り付けている2層構造のものを指すそうです。

金属だったり黒く変色してしまったりといった歯にはイーマックスは被せられないので(色を透過してしまうので)ジルコニアを使いますが、大事なのはどちらのジルコニアを使うか、ということ。

矢田先生
一般的には、ジルコニアセラミック、ジルコニアボンドが好まれます。なぜなら下のフレームの部分を硬いジルコニアで作って土台の歯の色を遮蔽しておいて、上に綺麗なセラミックを盛り付けることができるからです。

それに対してジルコニア単体で削り出すものは色が選べないそうです。

金属の色は消すことができるけど、大体3、4種類の色しかなく、その色がたまたまその人の歯の色に合えばいいですが、普通は合わないことのほうが多いんだとか。
ただしお値段がお安いのがメリットなんだそうです。

矢田先生
今、オールセラミックと呼ばれているものはジルコニア削りだし、ジルコニアセラミック(ジルコニアボンド)、イーマックス、これら3つです。

しかし、その違いをおわかりになっている患者様はほとんどいらっしゃいません。

また、同じ素材を使用して同じオールセラミックを製作したとしても技工士さんの技量によっても綺麗さ、耐久性、噛み心地が変わってきます。

その為、歯科医院によってまったく違うオールセラミックが提供されています。

なるほど……。
私はオールセラミックはオールセラミックで、一種類しか無いものだと思っていました。

治療期間やセラミックと金属の比較

セラミックと金属の比較

ーーちなみに、一度目の治療(歯を削って仮歯を入れる)から二度目の治療まではある程度期間をあける必要がありますか?

矢田先生
大体1週間くらいあけて来院される方が多いです。

3回目、4回目の治療間隔も大体1週間ごとなので、例えば前歯2本の治療の方で一番はやい患者様なら大体1ヶ月ちょっとで治療は完了します。

――治療が完了した後は通院する必要はありますか?

矢田先生
それは必要ありません。治療が完了したらそこでおしまいですよ。

――例えば歯を削るのではなく、歯を抜いてセラミックの治療をする場合、削るだけの場合とどういう治療の差がありますか?

矢田クリニック院長の解説

矢田先生
これはまた全然違います。

まず歯を抜く場合は、一回目の治療で歯を抜きます。
歯を抜いた後に穴があきますが、セラミックの治療をするにあたり、理想としては半年くらい待ってから次のステップに進みたいそうです。

歯を抜いた後、粘膜に覆われている下では骨が再生してきます。

その再生の度合い(固まり具合や再生される量)によって歯茎(顎堤)の形が変わるので、それをしっかり待った上でセラミックを入れたいとのこと。

骨が固まる前にセラミックを入れてしまうと、歯茎の形が変わったりしてすきっ歯になってしまう可能性があるからなんだとか。

矢田先生
ですから、なるべく早い段階で歯を抜いてしまって、歯茎の形が安定するまでの間を利用して歯を削ったり、仮歯を作ったりします。ある程度骨が安定したところで型取りをしてセラミックを入れます。

歯を抜いてから半年くらいで歯茎の形は安定すると言われてますが、個人差はありますので、仮歯を調整しながら型取りの時期を見定めます。

ただ、治療を早く終了させたい患者様も多いので、今は人工の骨を入れてしまうことも多いのだそうです。

歯を抜いた後に人工の骨を入れてしまえば、吸収されたりすることはありません。
穴が下がらず入れた骨の高さに顎の骨の位置が大体決まってきます。
ですから、人工の骨を入れて大体1ヶ月半も経てば、型取りをしてセラミックの歯を入れたとしても吸収されないそうです。

――今はどこもオールセラミックばかりじゃないですか。治療に使う素材には他にも金属があると思うのですが、セラミックよりも金属のほうがいい場合はありますか?

矢田先生
使う金属に応じて色々細かく分類する必要はありますが、金属の歯にも良いところはあります。
矢田先生
例えばメタルボンドのほうがオールセラミックに比べると自分の歯を削る量が少ないんです。

なぜかと言うと、セラミックは金属よりもどうしても厚みが必要になるからです。
厚みが必要になるということは、自分の土台となる歯をたくさん削らなければならない。

私たち歯科医は、なるべくご自身の歯は保存して差し上げたいと考えています。

金属を使用したセラミックの白い歯、メタルボンドにも良い点はあるのですが、患者様はオールセラミックを希望するのが現状なんだそう。

――なんとなく、すべての面においてメタルボンドよりもオールセラミックのほうがいいのかと思っていました。

矢田先生
オールセラミックは多数歯欠損の治療にはあまり向いていません。メタルボンドのほうが口の中で安定して機能してくれることがあります。

矢田先生曰く、金属のフレームを使用している分、強い咬む力を受けた場合“たわみ”によって力を分散してくれるのが良いそうです。

例えば信号機の柱がガチガチに硬ければ、台風がきた時に強風でバキッと折れてしまいます。実際はたわむようにできていて、それが折れない秘密です。

矢田先生
オールセラミックは硬いですが、ある一定以上の力が加わると折れてしまうんです。

矢田クリニック院長の解説

――金属は目立つ、などの理由で選ばれないけど、本当は金属のほうが良いんですね。

矢田先生
審美性のことのみを考えればセラミックのほうが良いです。咬むという機能性のみを考えれば高カラットの金歯が良いです。

メタルボンドに使用する金属も高カラットの金合金が望ましいです。

卑金属と言われる銅や鉛や亜鉛などを多く含んでいるものは唾液に溶けやすいので、イオン化して酸素と結合し、黒くなります。それが土台の歯を黒くしてしまったりします。

黒くなりやすいのはメタルボンドで、そうではないのがオールセラミック、というのはあながち間違いではありませんが、使用している金属によるんですね。

なるほど、金属は金属でも、高カラットの金合金を使用すればリスクを避けられるんですね。

――では最後に、先生のホームページを拝見した時に「セラミック専門」と書いてあるホームページだったので、セラミックの治療にはすごくこだわりがあるのかなと思ったのですが、そのこだわりをお聞かせいただけますか?

矢田先生
見た目の美しさはもちろん、いかに機能性を保つことができるか、という点にこだわって治療しています。

審美歯科というものと、噛むための咬合というのは、実は相容れないものなんだとか。
なぜかというと、歯の並んでいる位置というのは訳あってその位置に並んでいるから。

例えば顎の大きさによって、またはその方の口を開けて寝る癖や舌を出す癖などで歯の並ぶ位置が決まってきますが、当然ながら矢田クリニックにいらっしゃる患者様は、「笑った時に綺麗な歯並びで白い歯にしてほしい」という方が圧倒的に多いとのこと。

矢田先生曰く、例えば口の中を100という数値で考えた時に、初診時の患者さんの口腔内の審美性と機能性が50:50です。

その患者様が歯並びの審美性を求めると機能性の部分から審美性に振り分ける事になります。通常は無理のない範囲内で機能性から振り分けていきますが、過度に審美性を高めると耐久性のない治療になってしまいます。

審美性がよくなればよくなるほど機能性が落ちてきて、無理が生じてしまう……。

矢田クリニック院長のこだわり

矢田先生
そのバランスをとって、なおかつ患者様が満足する歯並びにするのが、私の仕事かなと思っています。

拍手を贈りたくなるこだわりです。
矢田先生、ありがとうございました!

矢田クリニック、矢田先生を取材してみて

こちらがひとつお聞きすると、わき出る泉のようにお話が出てくる……そんな印象で、非常に歯科の知見が深い先生でした。

また、患者様のことを第一に考えていらっしゃり、良い意味でまったく商売っ気の無いところも矢田クリニック、矢田先生の魅力だと思います。

人の歯にとって本当に良いものをよく理解した上で、患者様の「歯を美しくしたい」というニーズに応えつつ機能性も重視した治療で、その両方を兼ね備えた仕上がりを叶えてくれます。

事前の説明も非常に丁寧で、カウンセリング当日には治療を始めずに、患者様に一旦持ち帰っていただいてよくお考えいただく、というスタイルも、患者様に対してとても誠実ですよね。

歯並びのガタつき、歯の変色などでお悩みの方は、麹町にある矢田クリニックに足を運んでみてはいかがでしょうか。

優しい矢田先生が真摯に向き合ってくれますよ。

この記事の監修医: 矢田 裕昭 先生 矢田 裕昭 先生

審美歯科・矢田クリニック

麹町で「痛くない歯医者さん」と言えば、【審美歯科・矢田クリニック】がおすすめです。

歯の治療は何かと痛みを伴う処置が多く、そのためについつい足が遠のいてしまいがち。
矢田クリニックでは、まずは除痛ということで、確実な局所麻酔下で痛みゼロの治療を実施しています。

また、働くビジネスマンも通いやすい、待ち時間ゼロの予約体制も整っています。

「待つのは嫌だ。痛いのはもちろん嫌だ。」という方にぴったりのクリニックです。

審美歯科・矢田クリニック

この記事の監修医: 杉本 杉本