老眼治療にはどんなものがあるの?各治療を徹底解説!

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老眼
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突然ですが、皆さんの中に「近くの物にピント(焦点)が合わない……」という方はいらっしゃいませんか?
それ、もしかしたら“老眼”かもしれません。

40代から増え始める老眼の症状、日常生活を送る上ではとても不便だと思います。
しっかりと治療して、快適な視界を手に入れてみてはいかがでしょうか。

ピントが合わないことによるストレスからも解放されて、イキイキとした日々を送れること間違いなしです。

ただ、老眼治療と一口に言っても、その種類は多種多様。
この記事では、老眼に対する様々な治療を取り上げ、各々がどういったものなのかを詳しく説明していきます。

老眼とは

老眼

老眼とは、年齢を重ねることによって現れる目の老化現象です。
先程“治療”という表現を用いましたが、老眼は病気ではありません。
誰にでも起こりうる生理現象です。
物を見る時にピントを合わせる機能が衰え、それが原因で起こります。

具体的には、「水晶体」と呼ばれるレンズの役割を果たしている部分が硬くなり、近くの物を見る時に必要な調節ができなくなる状態です。

この症状を放置していると、目が無理にピントを合わせようとして目に疲れがたまってしまったり、肩こりや頭痛を起こしてしまったりする原因になります。

モノビジョンレーシック

老眼治療

モノビジョンレーシックとは、角膜を削り、光の屈折力を調整することで視力を回復する方法です。
利き目を遠くにピントが合うようにし、反対の目にあえて近視を残します。

まず、イントラレースレーザーと呼ばれるものを角膜に照射してパタパタと開閉するフラップを作ります。
フラップをめくり、角膜を削るエキシマレーザーを照射し、フラップを戻して角膜を綺麗に整え定着させれば完成です。

メリット

  • 老眼鏡がなくてもある程度遠くも近くも見えるようになる
  • 費用が比較的リーズナブル

デメリット

  • 見え方に慣れるまでに時間がかかる場合がある
  • 立体感覚や遠方視力が低下する場合がある

モノビジョンレーシックの費用

両眼で大体35万円〜45万円くらいが相場のようです。

多焦点眼内レンズ

老眼治療

多焦点眼内レンズは、光の屈折を利用して遠くと近く、もしくは遠くと中間の2ヶ所に焦点を結ぶことができる、眼の中に入れるレンズです。
経年による劣化がないので、交換の必要はありません。

手術方法は白内障と同じで、レンズの役割を果たしている水晶体を取り除いて、代わりに多焦点眼内レンズを挿入します。

手術時間は片眼で約25分、両眼で培です。

メリット

  • 老眼鏡なしでも新聞のような小さな文字を読めるようになる
  • 遠方にも近くにもピントが合う

デメリット

  • 夜間はグレア、ハローといって光がぎらついたり光輪が出たりして見える場合がある
  • 費用が高額である

多焦点眼内レンズの費用

片眼で約50万円前後、両眼だと100万円を超えるクリニックが多いようです。

リーディングアイ(カムラインレー)

老眼治療

リーディングアイとは、角膜内に「カムラインレー」と呼ばれる、コンタクトレンズよりも小さい黒いリングを挿入する施術です。

カムラインレーには真ん中に小さな穴があいており、ピンホール効果によって近くの物が見えやすくなります。

メリット

  • 遠方の視力に影響を与えることが少ない
  • レーシックと同時に行うため、近視・乱視・視界のゆがみなども矯正可能

デメリット

  • 細かな文字を読む時は老眼鏡が必要になる場合がある
  • 手術後の視力回復に時間がかかる場合がある

リーディングアイ(カムラインレー)の費用

片眼で30万円前後、両眼だと60万円前後のクリニックが多いようです。

レインドロップ

老眼治療

レインドロップとは、2mmほどの小さなレンズの名称です。
これを角膜内に挿入して角膜の形状を変えることによって、近くの物を見えやすくします。

遠くを見る目(利き目)、近くを見る目(レインドロップ挿入)を作り、両眼での見え方を改善するという点では、モノビジョンレーシックと同じです。

メリット

  • 老眼鏡なしで近くの物が見えるようになる
  • 透明なレンズのため、見た目に変化がない

デメリット

  • 見え方が安定するまでに時間がかかる場合がある
  • 小さすぎる文字を読む場合は老眼鏡が必要になる

レインドロップの費用

両眼で大体30万円〜40万円の場合が多いようです。

老眼治療は保険適用になるの?

男性

老眼治療は自由診療になる場合が多く、基本的には保険適用外になることが多いようです。
そのため、老眼治療は比較的高額になってしまうことを頭の隅に置いておいてください。

ただし、医療費控除の対象になる場合があるので、条件を満たしていれば確定申告をすることができます。

クリニックごとに費用には多少の差がありますが、安い・高いだけでクリニックを選んでしまうのはあまり感心できません

記載されている金額の中には、術後の検査等のアフターケア代などは含まれているでしょうか。
含まれていなければ、合計でどのくらいかかるのでしょうか。

そういった点にも注目してクリニックを選んでみてください。

老眼治療で視界を快適に

老人

老眼治療は、その種類によって様々な特徴があります。
また、費用にも結構な差がありましたね。

いずれにしても、近くの物がストレスフリーで鮮明に見えるようになるのは嬉しいこと。
ご自身に最適な治療法を眼科の先生と相談して、クリアな視界を手にいれましょう。

この記事の監修医: 杉本 杉本