【医師監修】歯の矯正を裏側からする際に知っておきたい6つのこと

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裏側矯正
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「出っ歯がコンプレックスで歯を出して笑えない……」
「八重歯はチャームポイントって聞くけど、自分ではそう思えない……」

多くの方が、歯並びに関する悩みを抱えていると思います。

歯並びがガタガタしていると笑顔に自信が持てないのはもちろんのこと、横顔の美しさにも影響を及ぼす場合があるので、早急に治療したいところですよね。

ただ、歯の表側に矯正装置がついていると、それこそ装置が気になってしまい歯を出して笑えなくなってしまいます。

そんな時に活躍するのが、“裏側矯正”です。
裏側矯正は、他の人に極めて気づかれにくい歯列矯正なんですよ。

今回の記事では、歯の矯正を裏側からする際に知っておきたい6つのことをまとめてみました。

歯の裏側矯正とは

裏側矯正

歯の矯正を裏側から行う“裏側矯正”とは、「リンガル矯正」「舌側矯正」などとも呼ばれており、歯の裏側に矯正装置をつけて歯列を整える治療です。大きく口を開けない限りは他の人から矯正装置が見えることはありません。

他の人から見えていまう歯の表側に装置をつけるのが嫌で歯の矯正を始められなかった人も、裏側矯正を使えばこっそり歯列を綺麗にすることができるのです。

歯の矯正を裏側からするメリット

裏側矯正のメリット

歯の矯正を裏側からするメリットは多くあります。

表から見えない、人に気づかれない

先述した通り、裏側矯正の最大のメリットと言ってもいいでしょう。
外側からは矯正装置が見えないので、装置を気にすることなく笑えます。

虫歯になりにくい

歯の裏側は常に唾液が満ちているため、虫歯菌に侵されにくいとも言われています。
表側の矯正だと口が閉じにくく口の中が乾燥するので、虫歯が発生しやすい点がデメリットです。

スポーツをしていても安全

スポーツ選手の場合、表側矯正だと接触の危険などもあり行えないことがありました。
しかし、歯の裏側に矯正装置をつける裏側矯正は、その心配がありません。

食事を思い切り楽しめる

表側矯正の場合は食べかすなどが矯正装置に引っかかってしまい、気になってしまう場合があります。
裏側矯正の場合は人から見える位置にブラケットがないので、食事を思い切り楽しむことができます。

矯正装置の種類

裏側矯正

歯の矯正を裏側からする際に使用する装置は7種類あります。

Kurz7th

昔からある裏側矯正装置です。
サイズがやや大きめなので歯の移動のコントロールがしやすいという利点がありますが、装置が大きいために舌に違和感があり滑舌に影響が出ることもあります
他の装置に比べて快適性が低いため、今では取り扱っていない歯科医院もあるそうです。

STb

Kurz7thに比べると約半分の大きさで薄くなっており、全体的に丸みをおびたデザインのものです。
これにより、舌の違和感や滑舌への影響を大幅に抑えることに成功しました。
ブラッシングもしやすくなっています。

クリッピーL

STb同様にサイズが小さく薄いので、舌の違和感や滑舌への影響は最小限です。
通常の矯正装置はワイヤーとブラケットとを結紮線やゴムリングで縛る必要があります。
しかし、このクリッピーLは結紮線やゴムリングで縛る必要がなく、シャッター構造をもっています。

従来の矯正装置と比較すると弱い力で歯を移動させることが可能なので、歯の移動に伴う痛みも軽減されているところがポイントです。

インコグニート

CAD/CAMシステムによって製作される患者様の歯の形に合わせたカスタムメイドの歯列矯正装置です。
最低限の薄さで作成されているため、舌の違和感や滑舌への影響をかなり抑えられます。
しかし、装置がかなり大きいので、他の裏側矯正装置と比べると外側から見えやすいというデメリットもあります。

ハーモニーリンガル

インコグニート同様に、CAD/CAMシステムによって製作される患者様の歯の形に合わせたカスタムメイドの歯列矯正装置です。
他の裏側矯正装置と比べると厚みがあるので、舌の違和感や滑舌への影響が懸念されます
また、歯の裏側の大部分を覆う装置なので、外側から見えやすいという点もデメリットです。

しかし、シャッター構造により、ワイヤー交換時の診察時間が短縮できるという点はメリットと言えます。

2Dリンガル

薄型で、装着感が良い歯列矯正装置です。
ただし、他の矯正装置とは異なり、二次元的な動きしか再現できないため、部分矯正への使用のほうが向いています。

ハーフリンガル

上の歯は裏側に、下の歯は表側に装置をつけて行う治療です。

裏側矯正は審美性は上がりますが、舌の違和感などが懸念されます
そこで、日常生活で目につきやすい上の歯だけ裏側矯正にし、下の歯を表側の矯正にすることで、舌の違和感や滑舌への影響をなくすことができるハーフリンガルが活躍するのです。

矯正時の痛みについて

裏側矯正の痛み

歯列矯正に痛みはつきものです。
矯正によって出る痛みのピークは装置をつけてから2日後〜1週間くらいまでと言われています。

ただ、装置の調整を行うたびに痛みは再発してしまいます。

矯正力によって歯が動き始めると一時的に歯と骨の間に炎症が起きるため、痛みが発生するのです。

痛いのは最初の1ヶ月くらいで、その後は自分の一部のようになるという声も多いので、最初の1ヶ月は辛抱してみましょう。

痛みが長続きする場合は、必ず歯医者さんに相談してください。

歯の矯正を裏側からする際の治療期間は?

裏側矯正の治療期間

歯の矯正を裏側から行う際の治療期間は長くて、3年くらいはかかると言われています。

ちなみに表側矯正は2年〜3年、マウスピース矯正は1年〜2年だそうです。

裏側矯正は人からは見えづらく審美性に特筆すべき点がありますが、治療期間がかなり長いのがデメリットと言えますね。

ただ、歯並びのガタつき具合によって治療期間は左右されますので、一度歯医者さんで相談してみましょう。

費用はどれくらいかかるのか

裏側矯正の費用

裏側矯正に必要な金額は、約110万円〜150万円と言われています。
これは相当高額ですね。

表側からの矯正は約80万円〜100万円であるのに対して裏側矯正が割高なのは、表側矯正よりも高度な技術が必要となるからです。

審美性を取るか、お値段を取るか、お財布とよく相談してみましょう。

裏側矯正で歯並びを綺麗にしよう

女性

ガタガタな歯並びや出っ歯をこっそり矯正してくれる裏側矯正。

お値段は高めですが、表側から矯正していることがわからないのは魅力的ですよね。

裏側からの歯列矯正には様々な種類があります。
種類によってもお値段は多少は前後するので、よく先生と話し合ってみましょう。

治療が終わったあなたの歯は、芸能人さながらの歯並びになっているかもしれませんよ。
希望をもって裏側矯正に挑みましょう!

この記事の監修医: 矢田 裕昭 先生 矢田 裕昭 先生

審美歯科・矢田クリニック

麹町で「痛くない歯医者さん」と言えば、【審美歯科・矢田クリニック】がおすすめです。

歯の治療は何かと痛みを伴う処置が多く、そのためについつい足が遠のいてしまいがち。
矢田クリニックでは、まずは除痛ということで、確実な局所麻酔下で痛みゼロの治療を実施しています。

また、働くビジネスマンも通いやすい、待ち時間ゼロの予約体制も整っています。

「待つのは嫌だ。痛いのはもちろん嫌だ。」という方にぴったりのクリニックです。

審美歯科・矢田クリニック

この記事の監修医: 杉本 杉本

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