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エラボトックス注入でたるみが出るのは本当なの?
結論から書くと、ボトックス注入で顔はたるみます!
ガーン、と衝撃が走った方もいるかと思いますが、これは色んな美容外科クリニックの先生が言っていることです。
ただし、エラのボトックス注入をしたからといってすぐに顔がたるむわけではありません。
ある条件を満たすと、残念ながら顔にたるみが出てしまうようです。
では、その条件とは一体何なのでしょうか。
エラボトックス注入で顔がたるむ仕組みとは
まずはエラボトックスで小顔になる仕組みから理解しましょう。
ボトックスで小顔になる仕組み
ボトックスには、【筋肉の働きを抑える=筋肉を使えない状態にする】という作用があります。
エラの原因となる表情筋のひとつ、“咬筋”にボトックスを注入することで、咬筋を縮小させ、出っ張ったエラを落ち着かせて小顔効果を得られる、という仕組みです。
そんなオイシイことばかりのように思えるボトックスで、なぜ顔がたるんでしまうのでしょうか。
ボトックスで顔がたるむ仕組み
まず、一度ボトックスを注入したからといってすぐに顔にたるみが出るわけではありません。
ボトックス注入を何度も繰り返した結果、顔がたるんでしまったという症例がわりと多いようです。
ボトックスとは、先程も書いた通り筋肉の働きを抑える施術です。
エラボトックス注入を長期的に繰り返すことで筋肉に力が入らないクセがつきますので、表情筋が衰え、ほうれい線やたるみの原因になってしまう可能性があるのです。
筋肉は一度衰えてしまうとなかなか元に戻ることはありませんので、ヒアルロン酸注入などのプチ整形で一時しのぎはできるでしょうが、根本的な解決にはならないでしょう。
また、ボトックスを繰り返すことによって生じるリスクは顔のたるみだけではありません。
“頬のこけ”も、ボトックスを繰り返すことによって生じます。
若いうちはむしろシュッとした印象でプラスかもしれませんが、30歳を過ぎた女性の頬がこけていると、なんだか貧相で老けたイメージを持たれてしまいがち……。
たるみはもちろんですが、頬のこけも避けたいところですよね。
たるみは怖い……でもエラは気になる!!
顔がたるむのは女性なら誰もが恐れること……。
しかし!出っ張ったエラも気になる……!!
どうしたらいいの!?
大丈夫です。エラボトックスは“何回も”繰り返すことで表情筋が衰えてほうれい線やたるみ、頬のこけに繋がってしまうだけで、一度のボトックス注入をしたからといって顔がたるむことはあまりありません。
ただ、ボトックス注入後にさらに小顔になろうとして自分でエラ部分を強くマッサージしてしまうと、エラ部分に注入したボトックスが広がってしまい、咬筋以外の筋肉に影響を及ぼす可能性があります。
ボトックス注入後は先生からの注意点をよく聞き、厳守するようにしましょう。
しかし、「一度の施術では顔がたるむことはほとんどない」とは言っても、一度で充分エラに対する効果を得られるとは限りません。
「顔はたるまなかったけど、エラもあんまり小さくなっていない気がする……」
ということも考えられます。
そんな時は担当のドクターに率直に「エラをもっと小さくしたい!でもたるみやその他のリスクが気になる!」と相談してみましょう。
きっと最善の提案をしてくれますよ。
リスクを避けるためにはクリニック選びも慎重に
エラボトックスによるリスクは、顔のたるみやほうれい線、頬のこけだけではありません。
リスクを避けるためには、エラボトックスの症例が多くて表情筋の構造を熟知したドクターが担当してくれることが一番です。
さらに、様々な種類のボトックスが存在する中で、安全性が高く、品質管理がしっかりしているアラガン社のボトックス・ビスタを使用しているクリニックを選ぶといいでしょう。
中国産や韓国産の類似品がありますが、安全面で問題視されているため、使用する薬品に関しても担当のドクターにしっかり確認してみましょう。
リスク発生の条件を理解してエラボトックスによる顔のたるみを回避しよう
いかがでしたか。
エラボトックスによる顔のたるみや頬のこけなどのリスクは、その発生の条件を正しく理解していれば、そして担当ドクターとの相性がよければ避けられることです。
「もっと顔を細くしたい!もっとボトックス注入をしたい!」と欲張らずに、様子を見ながら、担当ドクターと充分に相談しながら、エラボトックス注入を行ってくださいね。
信頼できるクリニックで理性的に施術を受ければ、エラボトックスによるたるみは回避できることでしょう!